職長 Tさん

Tさん：私はもともと別の建設業に携わっていたんです。
そこへタイル職人として働いていた父親から「タイル張りの仕事は若い人が少ないんだ。」という話を聞きました。
そんな状況であれば「俺もこの業界に入り、自分達の世代が業界を盛り上げて引っ張って行こう！」と、これは自分が活躍できるチャンスなんじゃないかと思い入社しました。

Tさん：「職長」という現場の責任者をやっておりまして、まずは朝から職人のみなさんと、現場の進捗確認や作業内容の伝達を行うことから始まります。
そして、午後には次の日の作業の打ち合わせを行います。
そのような現場を取り仕切る仕事を一通り行い、最後に夕方ごろから明日の段取りや準備を行います。
みなさんが日々、円滑に仕事ができるように頑張っています。

Tさん：やっぱり一番に感じることは、自分がタイルを張った建物が形として残ることですね。
特にデパートやコンビニエンスストアなどの商業施設の作業を行ったときは、完成した後、実際にお店へ買い物に行った時に強く感じますよ。「あ、ここのタイルは俺が張ったんだよな。」って（笑）。
その時の満足感は格別です。

Tさん：入社した当時に比べると、今は若い世代の職人が徐々に増えてきて、活気のある職場になってきました。
みんなとても仲がよく、わきあいあいと仕事をしていますよ。
すごく明るくて楽しい雰囲気の職場だと思います。

Tさん：タイル張りの業界は、まだまだ若い世代の職人が少ない業界の一つです。
だからこそ、職人として私たち若い世代が、これからの業界を10年、20年と盛り上げていけるチャンスだと思います。
初めはわからないことも多いと思いますし、つらいこともある仕事だと思いますが、一緒に業界を盛り上げていきましょう！